Instatus vs incident.io

Instatus と incident.io を料金、標準搭載の監視、ステータスページ、インシデント対応の流れで比較し、自社チームに合うのはどちらかを見極めましょう。

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要点まとめ

このガイドでは、Instatus と incident.io を料金、標準搭載の稼働監視、ステータスページ、インシデント対応の流れで比較し、チームに合う選択を後押しします。さらに選択肢を検討したい場合は、incident.io の代替サービスの詳しいガイドもご覧ください。

incident.io だけでインシデント対応は足りるか

incident.io は Slack と Microsoft Teams 向けに作られた、チャットに根ざしたインシデント管理プラットフォームです。オンコール管理、インシデントの調整、関係者への連絡、ポストモーテムを 1 つの流れで扱えるため、チャットツール内でインシデントを回すエンジニアリングチームに使われています。

ただし制約もあります。料金はユーザー単位なので、エンジニアやオンコール担当を増やすほど費用が増えます。稼働監視は標準搭載されていないため、インシデント対応が始まる前に問題を検知するには別のツールが必要です。ステータスページの範囲も下位プランでは限定的で、顧客への告知にさらに別のツールが要ります。

この Instatus の記事では、Instatus と incident.io を料金、稼働監視、ステータスページ、インシデント対応の流れで比較し、どちらのプラットフォームが自社に合うかの判断材料を示します。

なぜ私たちの話を聞く価値があるのか

私たちは日々、稼働状況とインシデント連絡を担う SaaS チーム、DevOps エンジニア、開発者と密に仕事をしており、1,000 を超えるチームを支えています。実際のインシデント対応に触れてきたからこそ、ツールの組み合わせがうまく働く場面と、ユーザー単位課金や監視の欠落が静かに効いてくる場面が見えています。この比較はその視点で書いています。

Instatus の導入企業

incident.io と Instatus の主な違い

標準搭載の監視

Instatus は稼働監視を標準搭載しており、ウェブサイト・API・SSL・TCP・Ping・DNS・キーワードのチェックを世界各地の拠点から 30 秒間隔で実行します。incident.io に稼働監視はないため、インシデント対応が始まる前に問題を検知するには Datadog や Pingdom などの外部ツールに頼ることになります。

ステータスページの範囲

Instatus は全プランにステータスページが付き、カスタムコード、ブランドの完全なコントロール、50 言語への対応が使えます。incident.io は Basic・Team・Pro で公開ステータスページを 1 つ提供し、柔軟性の高い機能は Enterprise 向けで、カスタマイズやローカライズの選択肢は Instatus より少なめです。

インシデントの連絡

Instatus は自動アラートとステータスページの更新によって、社内の調整と社外への告知の両方をカバーします。担当者が対応している間も顧客は状況を把握できます。incident.io は主に Slack と Microsoft Teams 内での社内調整に軸足があり、顧客への告知には別のツールや手順が必要です。

導入と効果が出るまでの時間

Instatus は素早く立ち上げられる設計で、複雑な設定なしに数分で監視チェックと公開ステータスページを用意できます。incident.io はワークフロー、エスカレーション方針、連携を整えるまでに手間がかかり、本格稼働までの時間が長くなります。

Instatus とは

Instatus のステータスページ

Instatus は稼働監視とステータスページのプラットフォームで、監視・アラート・インシデント対応・顧客への告知を 1 つの流れにまとめます。問題の検知後に動き出す incident.io と違い、Instatus は稼働監視によって検知そのものもカバーするため、ユーザーからの報告を待たずに問題に気づけます。複数のツールを継ぎ合わせずに、監視とステータスページをインシデント対応と一緒に使いたい SaaS・DevOps チーム向けです。

主な機能

  • 標準搭載の稼働監視: ウェブサイト、API、SSL 証明書、TCP、Ping、DNS、キーワードを世界各地の拠点から 30 秒間隔で監視します。
  • ブランドに合わせたステータスページ: 独自ドメイン、ブランドの完全なコントロール、50 言語対応で、公開・非公開のステータスページを作成できます。
  • Slack と Microsoft Teams でのインシデント対応: インシデントの調整と更新を Slack・Microsoft Teams の流れの中で直接行えます。
  • マルチチャネルのアラート: メール、SMS、電話、Slack、Discord、Microsoft Teams で通知し、担当者が普段使う経路で確実に届けます。
  • オンコール管理とエスカレーション: 深刻度とエスカレーション規則に応じて適切な担当者へ割り当て、代理設定や当番の調整もできます。

料金

Instatus の料金
  • Free:モニター 15 個まで、ステータスページ 1 つ、メンバー 5 人
  • Pro(月額 20 ドル):モニター 50 個、メンバー 50 人、購読者 5,000 人
  • Business(月額 300 ドル):モニター 1,000 個、メンバー無制限、SAML SSO、購読者 25,000 人
  • Enterprise:個別見積もり、年払いで 25% 割引

長所

  • 監視・インシデント対応・ステータスページが 1 つのプラットフォームにまとまる
  • 定額制なのでチームが大きくなっても費用が読める
  • 立ち上げが速く、数分で運用を始められる

短所

  • 大企業の IT 運用よりも SaaS・DevOps チームに向いている
  • 多段階の複雑なポストモーテムでは専用ツールほど作り込まれていない

incident.io とは

incident.io は Slack と Microsoft Teams 向けに作られた、チャットに根ざしたインシデント管理プラットフォームです。オンコール管理、アラートの振り分け、インシデントの調整、関係者への連絡、事後レビューまで、チームが普段使う連絡ツールを離れずにインシデントの全工程を扱えます。本番障害が頻繁に起きる中堅・大企業のエンジニアリングチームでよく使われています。

主な機能

  • Slack・Teams ネイティブのインシデント対応: Slack や Microsoft Teams の中でインシデントを宣言・管理でき、役割・更新・調整の手順が定型化されています。
  • オンコール管理: 複数チームのローテーション、エスカレーション方針、SMS やプッシュ通知による呼び出しに対応します。
  • AI によるインシデント要約: インシデントチャンネルのリアルタイムなやり取りからタイムラインやポストモーテムを生成し、人による確認と編集もできます。
  • ワークフローの自動化: 役割、ステータス更新、レトロスペクティブやフォローアップなどの事後作業を自動化します。
  • 関係者への更新: 対応中のインシデントについて、チャンネル外の関係者にも自動で最新情報を届けます。

料金

incident.io の料金
  • Free:Basic
  • Team:1 ユーザー月額 19 ドル+オンコール追加分 1 ユーザー月額 12 ドル
  • Pro:1 ユーザー月額 25 ドル+オンコール追加分 1 ユーザー月額 20 ドル
  • Enterprise:個別見積もり

長所

  • Slack・Microsoft Teams ネイティブの強い連携で、対応中の画面切り替えが減る
  • AI が作る要約とポストモーテムで事後の記録が速く整う
  • 役割・更新・事後作業の自動化が成熟している

短所

  • 稼働監視がなく、検知には外部ツールが必要
  • ユーザー単位の料金は増えやすく、大きなチームでは高額になる
  • オンコールは有料アドオンで、稼働中のチームほど総額が上がる

incident.io と Instatus の機能比較

機能Instatusincident.io
料金体系定額制1 ユーザーあたり月額
無料プラン

モニター 15 個

標準搭載の稼働監視
ステータスページを標準提供

全プラン

下位プランでは限定的

多言語ステータスページ

50 言語

限定的
Slack 連携
Microsoft Teams 連携
オンコール管理

Paid add-on

アラート経路メール、SMS、電話、Slack、Discord、Teamsモバイルアプリ、電話、SMS、Slack、メール
独自ドメイン対応

Pro 以上

Pro 以上

導入が速い

設定に手間がかかる

なぜ Instatus が選ばれるのか

検知・対応・告知が 1 つの流れに

SaaS や DevOps のチームは、監視、インシデントの調整、ステータスページに別々のツールを使いがちです。Instatus はこれらをまとめ、アラートも検知も顧客への告知も同じ場所で行えるようにします。障害時の画面切り替えが減り、システム間の引き継ぎなしにインシデント対応が進みます。

席数で膨らまない、読みやすいコスト

定額制なので、人数が増えてもコストは安定します。エンジニアが 5 人でも 50 人でも月額は同じです。インシデントへのアクセスやオンコールの担当をチーム全体で分担する場合、ユーザー単位の料金なら一気に膨らむだけに、この差は大きく効きます。

ツールをつなぎ合わせずに素早く始められる

Instatus は稼働監視、アラート、ステータスページを最初から備えています。インシデントに対応する前に別々のシステムをつなぐ必要がなく、障害の最中の依存関係も減らせます。連携が 1 つ増えるたびに、壊れうる箇所も 1 つ増えるからです。

顧客への告知が標準で含まれる

ステータスページは全プランで使えるため、別のツールを足さずにすぐ顧客へ障害を伝えられます。社内での検知と社外への告知の間の空白を埋められるわけで、これは顧客の信頼が迅速で正確な連絡にかかっている重大インシデントほど効いてきます。

幅広いチャネルでアラートを届ける

Instatus はメール、SMS、電話、Slack、Discord、Microsoft Teams でアラートを送るので、担当者が実際に使っている経路で届きます。複数の連絡ツールを使うチームでも、モニターが発報したときに適切な人へ確実に届けるための別のアラート基盤は要りません。

Instatus でインシデント対応の主導権を握る

incident.io は Slack と Microsoft Teams の中でインシデント対応を回します。問題の検知後、オンコール管理、エスカレーション、調整、事後作業までを扱いますが、稼働監視は備えておらず、ステータスページの自由度も下位プランでは限定的です。そのため検知と顧客への告知には別のツールを使うのが一般的です。

Instatus は稼働監視、ステータスページ、インシデントの告知を 1 つのプラットフォームにまとめています。ウェブサイト、API、SSL、TCP、Ping、DNS を 30 秒間隔で監視し、同じ流れの中でインシデントの起票やステータスページの更新を自動化できます。

Instatus
Import your status page from Incident.ioBring your Incident.io status page over with incidents, maintenances and components. Start your import in minutes.

今すぐ Instatus を使い始めて、検知・インシデント対応・顧客への告知を 1 つの流れで回しましょう。

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